保育園ホームページをリニューアルする前に整理したい5つのこと
- 敏暉 水谷
- 7月5日
- 読了時間: 8分
更新日:7月6日

保育園のホームページをリニューアルしようとすると、最初に「もっとかわいくしたい」「今っぽいデザインにしたい」と考えるかもしれません。
もちろん、保育園らしいやさしさや親しみやすさは大切です。
けれど、保育園のホームページで本当に重要なのは、見た目を整えることだけではありません。
入園を検討している保護者、在園中の保護者、保育士として働きたい人、実習先を探している学生。それぞれが知りたい情報へ迷わずたどり着けることが大切です。
D.R.Bでは、保育園サイトを「園の雰囲気を伝える場所」であると同時に、「保護者対応」「採用」「情報更新」を支えるための設計資産として考えます。
この記事では、保育園ホームページをリニューアルする前に整理しておきたいポイントを、設計視点も交えながら解説します。
保育園ホームページは、見る人ごとに目的が違う
保育園ホームページをリニューアルするとき、まず整理したいのは「誰が、何を知りたくてサイトを見るのか」です。
保育園サイトには、複数の読者がいます。
入園を検討している保護者
在園中の保護者
保育士として働きたい人
実習先を探している学生
地域で園の情報を確認したい人
この人たちは、同じホームページを見ていても、探している情報が違います。
入園を検討している保護者は、園の方針、保育内容、1日の流れ、行事、給食、アクセス、見学方法を知りたいかもしれません。
在園中の保護者は、お知らせ、書類、年間予定、持ち物、連絡方法を探しているかもしれません。
採用候補者は、職場の雰囲気、職員の一日、働きやすさ、募集要項、見学や応募までの流れを見ています。
だからこそ、保育園ホームページは、情報をただ並べるのではなく、見る人ごとに入口を分けて設計する必要があります。
実際に保育園のワイヤーフレーム設計でも、トップページの入口を「働く場所を探している方へ」「入園を検討している保護者の方へ」「在園保護者の方へ」の3つに分ける方針にしました。
これにより、採用情報と保護者向け情報が混ざってしまい、必要な情報が見つかりにくくなる状態を避けやすくなります。
保護者に安心感を伝えるには、情報の順番が大切
保育園ホームページでは、やさしい写真やかわいいイラストだけで安心感が生まれるわけではありません。
保護者が安心できるのは、「知りたい情報が分かりやすく整理されている」と感じられるときです。
たとえば、以下のような情報は、入園を検討する保護者にとって重要です。
園の方針
対象年齢
1日の流れ
年間行事
保育内容
給食や安全面への考え方
園内や園児の写真
アクセス
見学や問い合わせの方法
これらの情報がバラバラに置かれていると、内容が充実していても伝わりにくくなります。
反対に、保護者がサイトを見たときの流れに合わせて情報が並んでいると、園の雰囲気や大切にしていることが自然に伝わります。
D.R.Bでは、ヒアリング内容をそのままページに置くのではなく、「保護者が最初に知りたいこと」「不安を減らす情報」「次の行動につながる情報」へ整理してからワイヤーフレームに落とし込みます。
リニューアルでは、見た目の雰囲気だけでなく、情報の順番まで設計することが大切です。
採用情報は、トップページから迷わず届く導線にする
保育園ホームページのリニューアルでは、採用情報の見せ方も重要です。
保育士や実習生にとって、園のホームページは「ここで働くイメージが持てるか」を確認する場所になります。
募集要項だけが掲載されていても、園の雰囲気や働く人の様子が分からなければ、応募まで進みにくいことがあります。
採用ページでは、以下のような情報を整理しておくと、働くイメージを持ってもらいやすくなります。
園が大切にしている保育の考え方
職員の一日
働く環境
研修やサポート体制
園見学の案内
募集要項
応募までの流れ
保育園の案件でも、リニューアルの実質目的として「職員採用を強化しつつ、保護者が安心できる園情報を整理する」ことを読み取りました。
これは、保育園サイトではとても大切な視点です。
保護者向けの安心感と採用向けの情報は、どちらか一方だけを強めれば良いものではありません。
トップページの中で、保護者向け導線と採用導線を分けながら、どちらにも自然に進める構成にすることが必要です。
デザインは「かわいい」だけでなく、園らしさを伝える
保育園ホームページでは、「おしゃれ」「かわいい」「やさしい」といった印象も大切です。
ただし、デザインの方向性は、流行やテンプレートだけで決めるものではありません。
園の雰囲気、保育方針、写真の質、保護者に伝えたい安心感、採用候補者に見せたい職場の空気に合わせて設計する必要があります。
今回のデザイン初稿では、淡い水彩、黄色、クリーム、薄いブルーグレー、若葉色、茶系の手描き線をベースにしました。
強い原色ではなく、やわらかい余白や丸み、水彩タッチの装飾を使うことで、園らしい安心感と親しみやすさが伝わるようにしています。
また、採用導線と保護者向け導線は、色やカードの見せ方を分けて設計しました。
このように、保育園ホームページのデザインは、単にかわいくするのではなく、「誰に何を伝えるためのデザインか」まで考えることが大切です。
更新しやすい構成にしておくと、公開後に活用しやすい
ホームページは、公開したあとも使い続けるものです。
保育園の場合、お知らせ、ブログ、採用情報、保護者向け書類、年間行事、写真、Instagramなど、更新したい情報が多くあります。
リニューアル時に更新しやすい構成を作っておかないと、公開後に情報が古くなったり、レイアウトが崩れることがあります。
特に、以下の情報は更新のしやすさを考えて設計しておきたい部分です。
お知らせ
ブログ
採用情報
保護者向け書類
園だよりや各種PDF
Instagram連携
よくある質問
今回の保育園の設計でも、園側で更新しやすいこと、外部に散らばっている情報を一元管理すること、レイアウトを壊さずに更新できることを重視しました。
Wix Studioで制作する場合も、ブログやCMSを使う前提で構成しておくと、公開後の運用がしやすくなります。
保育園ホームページのリニューアルでは、見た目の完成度だけでなく、園の人が無理なく運用できることまで考える必要があります。
D.R.Bでは、ヒアリングから設計・デザイン・運用まで一貫して整理する
保育園ホームページをリニューアルするときに大切なのは、最初からデザインを作り始めないことです。
まずは、ヒアリング内容から目的を整理します。
そのうえで、ターゲット、サイトマップ、必要ページ、導線、更新方法、掲載コンテンツを決め、ワイヤーフレームへ落とし込みます。
D.R.Bでは、以下の流れで保育園サイトのリニューアルを整理します。
スプレッドシートでヒアリング内容を整理する
サイトの目的とターゲットを明確にする
保護者向け導線と採用導線を分ける
サイトマップと要件定義を作る
Figmaでワイヤーフレームを作成する
コピーや見出しを入れた状態で確認する
デザイン方針を決める
Wix Studioで運用しやすい構成へつなげる
ブログやInstagramなどの発信にも展開する
ワイヤーフレームの段階で文章まで入れて確認することで、情報の順番や伝わり方を早い段階で調整できます。
そのため、完成後に「見た目は良いけれど、何を伝えたいサイトなのか分かりにくい」というズレを減らしやすくなります。
保育園ホームページは、園の雰囲気を伝えるだけでなく、保護者対応、採用、情報更新を支える場所です。
だからこそ、企画、設計、ワイヤーフレーム、デザイン、コンテンツまで一貫して整えることが大切です。
FAQ
Q. 保育園ホームページのリニューアルでは何から始めれば良いですか?
A. まずは、サイトの目的と見る人を整理することから始めます。入園を検討している保護者、在園保護者、採用候補者など、誰に何を伝えるサイトなのかを分けると、必要なページや導線を決めやすくなります。
Q. 保育園ホームページにはどんな内容を載せるべきですか?
A. 園の方針、保育内容、1日の流れ、年間行事、給食、安全面、アクセス、見学案内、お知らせ、保護者向け書類、採用情報などを整理して載せると分かりやすくなります。
Q. 採用情報は保育園ホームページに載せた方が良いですか?
A. 載せることをおすすめします。保育士や実習生は、募集要項だけでなく園の雰囲気や働く環境も見ています。トップページから採用情報へ進みやすい導線を作ることで、応募前の理解を深めやすくなります。
Q. 保育園らしいデザインはどう決めれば良いですか?
A. 園の雰囲気、保育方針、写真、保護者に伝えたい安心感に合わせて決めます。水彩や手描きイラスト、やわらかい色を使う場合も、情報が見やすいことを優先することが大切です。
Q. Wix Studioで保育園ホームページを作るメリットはありますか?
A. お知らせ、ブログ、採用情報、保護者向け書類などを更新しやすい構成にできます。制作段階から更新箇所を整理しておくことで、公開後も園側で運用しやすくなります。
まとめ
保育園ホームページのリニューアルでは、見た目を新しくするだけではなく、保護者向け情報、採用情報、更新しやすさを整理することが大切です。
入園を検討している保護者、在園中の保護者、保育士として働きたい人。それぞれが知りたい情報へ迷わず進める構成にすることで、サイト全体が使いやすくなります。
今回の設計でも、採用と保護者向け情報を分けながら、園らしいやさしさや安心感が伝わる構成を重視しました。
D.R.Bでは、ヒアリング内容をもとに、企画、サイトマップ、要件定義、Figmaワイヤーフレーム、デザイン、コピー、SEOコンテンツまで一貫して整理します。
保育園ホームページのリニューアルで「何から決めれば良いか分からない」と感じている方は、まずサイトの目的と導線の整理から始めてみてください。
CTA
保育園ホームページのリニューアルで、保護者向け情報と採用導線を整理したい方は、D.R.Bへご相談ください。
ヒアリング内容から、サイトマップ、Figmaワイヤーフレーム、デザイン、Wix Studioでの運用を見据えた構成まで一緒に整えます。

